近安 理夫,
アサヒグループホールディングス株式会社 エグゼクティブ・オフィサー、Global Head of IT&Transformation,
アサヒグループでは、2021年よりDX=BXと称して、3つの領域で改革を進めてきました。
そのうちの2つは、世の中で言う守りのDXであるProcess Innovation、攻めのDXであるBusiness Innovationですが、これらはアサヒホールディングスのDX組織約30名が細々とリードしてきましたが、これをグループ組織全体の活動とし、真のトランスフォーメーションとしてBXにするために、3つ目のOrganization Innovationがあり、2024年より本格的に手を付けてきております。こちらは、個人のスキルとチームの働き方の変革の両面で構成されます。
前者は、全従業員のデジタルとデータ活用スキルレベルを上げ、全部門にPJリーダーを育て、
全部門長が自ら部門DX戦略を立てられるようスキルアップをすること、後者は、新しいチームの働き方をアジャイルにし、組織をよりフラットにするという2つになります。
また、これらを実現する為にITプラットフォームとしてCICDを並行して導入しております。
DXをトランスフォーメーションにするための活動として、これらOrganization Innovationに焦点を当てたアサヒの取組のご紹介をいたします。
...
続きを見る
閉じる