Gartnerにおける30年以上の活動の中で、ITベンダー向けの戦略アドバイスの提供、IT投資動向やITユーザーのニーズ分析、CIOやITリーダーのコミュニティにおける本音ベースの対話、さらには多くのCIOやITリーダーに向けたIT戦略やIT投資上のアドバイスの提供など、サプライヤー側、デマンド側のそれぞれの立場に立った分析とアドバイスを提供してきた。この豊富なリサーチ活動経験を生かし、現在は、CIO向けに、経営戦略に基づくIT/デジタル投資戦略策定、無駄をなくし価値を重視する戦略的ITコスト最適化、経営トップに対するIT部門の価値の見せ方、さらにITコストやIT投資のビジネス価値またはIT部門の価値を表現するKPIなどの指標マネジメントについて支援を行っている。 CIO Leadership Forum (東京) のチェア、日本におけるCIOとエグゼクティブ・リーダーのKIリーダー、Gartner IT Symposium/Xpo (東京) のトラック・マネージャーも担当。 1995年にデータクエスト ジャパン (現ガートナージャパン) に入社。CIOリサーチ・グループ所属以前は、サーバ市場/ベンダー戦略の調査・分析を担当後、1999年にIT部門向けのアンケート調査をベースにした新しいサービス、「Enterprise IT User Demand Study Japan」を立ち上げ、IT投資予算動向やITに関する幅広いニーズを統計的に分析し、ベンダー向けにマーケティング戦略上のアドバイスを行ってきた。また、リーマン・ショック以降はITリーダーのコミュニティの中での対話および、IT部門向けのアンケート調査結果をベースにして、IT部門向けのITコスト最適化の支援も同時に行ってきた。 ガートナージャパン入社以前は、日立製作所でコンピュータ・システムの営業とユーザー・サポートを経験。 早稲田大学で数学を専攻。日立製作所退職後に私費留学で、英国ランキング2位、欧州ランキング5位 (当時) の経営大学院 (Warwick Business School) でMBAを取得。